ウクライナ情勢が分かる?「紛争でしたら八田まで」の感想とレビュー

こんにちは。 読書好きのみやんと申します。 マンガは35年、活字は20年ほど読んでいます。

先日、Twitterを見ていたら、

というツイートを見かけたので、さっそく購入して読んでみました。

結論から言うと、TVやネットのニュースでは得にくい情報が描かれていて、ウクライナ情勢に関する理解が深まりました

この記事では、『紛争でしたら八田まで』について、

・ウクライナ情勢のどんなことが分かるのか
・他の巻はどのようなことが描かれているのか
・お得に買うならどこが良いのか

を書いていますので、よろしければ参考にしてください。

目次

「紛争でしたら八田まで」とはどんなマンガ?どこで読める?

「紛争でしたら八田まで」は、世界のさまざまな社会問題を題材にしたマンガで、主人公はフリーランスの地政学リスクコンサルタント、八田百合。

この八田百合が、所属している会社からの要請を受けて、色んな国に出向き、現地の事件や紛争を解決していくというマンガです。

作品の連載開始は2019年から。週刊モーニングで連載したのち、2021年より講談社の『Dモーニング』に移行しています。

作者の田素弘でんもとひろは1976年生まれで、30代後半で脱サラ。初連載となった『紛争でしたら八田まで』開始時はなんと43歳だそうです。※作者のインタビューはこちら ⇒ 「紛争でしたら八田まで」田素弘さんインタビュー / 掲載サイト名:好書好日

ウクライナ情勢のことが分かる?

「このマンガを読めばウクライナ情勢のことが分かるよ」という声が上がっていますが、読んでみると確かに、TVやネットではあまり知ることができなかったところを理解できるようになりました。

ウクライナのことは何巻に描いてある?

ウクライナに関する話は、

第2巻/15~16話
第3巻/17話~20話

全6話です。

現在、コミックDAYSという講談社のマンガアプリ(webサイト)でウクライナ編が無料で読めるようになっています。

コミックDAYSでウクライナ編を試し読みしたい方はこちら ⇒ https://comic-days.com/episode/13933686331616212564

Kindleや楽天kobo、コミックシーモア、ebookjapanなど、各電子書籍ストアでも2巻まで無料で試し読みできるようになっています。(残念ながらどこのストアも3巻からは有料)

ニュースでは得られないことはある?

ニュースや報道ではあまり深く『ウクライナそのもの』については語られないため、「なぜこのような状況が生まれたのか」までは理解しにくいと思います。

「紛争でしたら八田まで」では、

・ヨーロッパの穀倉と言われており、鉄鉱石や石炭などの資源にも恵まれている
・にも関わらず欧州に於いて貧困国家となっている
・歴史的に常に東と西の緩衝地点となっている
・隣国であるベラルーシ、モルドバ、ジョージア(グルジア)との関係も重要
・オレンジ革命、クリミア併合の話

などが描かれています。

ロシアにとっても欧米にとっても重要な地であることが、ニュースだけを見るよりも、より深く理解できるのではないかと思います。(ウクライナ経済の問題はマンガを読むまで知りませんでした)

各巻で扱われている国

「紛争でしたら八田まで」は、世界の色んな社会問題を扱っていますが、各巻でどの国が扱われているのかを列記してみました。

■1巻

・ミャンマー
・タンザニア

■2巻

・イギリス
・ウクライナ

■3巻

・ウクライナ (前巻からの続き)
・日本
※日本では社会問題は扱わず、地政学の話として描かれている
・インド

■4巻

・インド (前巻からの続き)
・アイスランド

■5巻

・アイスランド (前巻からの続き)
・アメリカ

※以下、続刊読み次第追加します。

「紛争でしたら八田まで」は「MASTERキートン」と似ているか?

YAWARA、HAPPY、MONSTER、20世紀少年など、ヒット作を飛ばし続けるマンガ家「浦沢直樹」も過去に世界情勢を扱ったマンガ、『MASTERキートン』という作品を描いています。 ※連載時期は1988年~1994年なので、昔のマンガ。

『紛争でしたら八田まで』はこの『MASTERキートン』みたいなマンガと言われることもありますが、個人的には、「似ているけどちょっと違う」と感じました。

どう違うかというと、あくまで私の印象ですが、

MASTERキートン
紛争でしたら八田まで
  • 人間ドラマがメインで、社会問題はドラマを深めるための背景
  • 社会問題がメインで、ドラマは物語性を持たせるため

という感じ。

MASTERキートンのような、社会問題を扱いつつも重厚なドラマ感を求めている方には、やや物足りなさを感じるかもしれませんが、「色んな国の社会問題を分かりやすく知りたい」という方には、『紛争でしたら八田まで』のような作品の方が読みやすいと思います。

「紛争でしたら八田まで」の感想

この手のジャンルは文字が多いイメージがありますが、文字説明も少なく、セリフの文章も短めで読みやすかったです。ありがたや。

世界の諸問題についても、物語を通じて知ることができるので、頭に入ってきやすいです。

・ツチ族とフツ族の問題
・イギリスの格差問題
・インドのカースト問題とIT産業

など、「なんとなくは知っていた」ことが、より詳細に理解できるようになりました。

■活字だとイメージが湧きにくい
■映画だと一つのテーマしか扱えない
■TV番組だと座学になってしまう&TVで扱いにくい話はできない

これらの問題を解決できるのが、マンガの強みだなぁ、と改めて思いました。

刺激や娯楽をメインで求める方には合わないかもですが、「世の中のことを学びたい」という方にはおすすめです。

どの国の話でも色んな現地の料理が出てきます。それも、
・日本では馴染みがないけど、現地の人たちが好きな料理
・現地の人でも苦手な人がいるような料理
が出てくるので、食べ物好きな人はその部分も楽しめるかも。

単行本(電子書籍)を買うならどこがおすすめ?

「紛争でしたら八田まで」を試し読みではなく、単行本で買いたい方は、ebookjapanで買うのがおすすめです。

1~5巻セットが40%OFFの2,024円で購入可能です。

バラ売りで買うと割引きにならないので注意。セットで買いましょう。

※Kindle、楽天kobo、コミックシーモア、BookLive等ではセット割引を行っていないようでした。

「ebookjapanって何?」という方は、よろしければこちら↓の記事を参考にしてください。

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