【1990年代編】大人が面白いと思えるオススメのマンガ

こんにちは。 かれこれ35年以上マンガを読んでいるみやんと申します。

このページでは、1990年代に連載が開始されたマンガの中から、「自分の知人・友人におすすめできる」と思える作品を紹介しています。

・対象が膨大になるのを避けるため「少年誌」で連載されていた作品は対象外としています。
・女性向けのマンガをこれまで読んで来なかったので、現状入れていませ。(今後読んで追加していく予定)

※別の年代を見たい方はこちら↓

作品の連載開始時期
全年代 (レビューなしの簡易版 )
2010年~2020年代
2000年代
1980年代
目次

1990年代連載開始作品

リアル / 井上雄彦 (連載中)

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連載開始:1999年
掲載誌:ヤングジャンプ
舞台:日本

短距離走の選手であった主人公戸川清春とがわきよはる」は無情にも骨肉腫こつにくしゅおかされ、右足を切断することに。走ることを奪われ、絶望の淵にいた主人公はある日、車いすバスケットボールに出会い、再び前に進もうとする。

レビュー/感想

バガボンドと同時期に連載開始された作品。車椅子バスケという、あまり一般的ではない題材だからか、バガボンドほど読まれていないような気がします。

いわゆる少年マンガ風に車椅子バスケチーム同士がぶつかり合い、試合を勝ち進んでいく・・・といった話がメインではなく、どちらかと言えば人間のリアルな心のありようが描かれている作品。

自由を奪われた人間がどのように生きる活力を再び手にしていくのか。事故に関わった周囲の人間が、その運命とどう向き合って人生を過ごしていくのか。

様々な登場人物に「自分」を重ねることができるような、そんな作品です。


作者の他作品
SLAM DUNK (少年ジャンプ 1990年-1996年、全31巻。完全版24巻)
バガボンド (モーニング 1998年~連載中)
など。

バガボンド / 井上雄彦 (連載中)

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連載開始:1998年
掲載誌:モーニング
舞台: 戦国末期(江戸時代への転換期)

吉川英治の小説『宮本武蔵』を元にした、宮本武蔵の青春期から剣豪と呼ばれるまでを描いた作品。作者独自のアレンジが大きく加えられている。

感想/レビュー

圧倒的な画力で描かれる宮本武蔵の物語。14巻からは筆で描いているそうで、緻密でいて太い線が独特の雰囲気を表現しています。

『武を極めんとする者たちの物語』というテーマ自体は少年マンガに通ずるものがありますが、後半になると「強さとは」「戦うとは」といった思想的な部分がメインになってきます。

絵も話もいち漫画家の境地を脱しているような境地になってきているからか、休載が多いです。読者の年齢に応じて、感じ入るところが変わっていく、そんな作品です。


作者の他作品
※リアルの方で書いたので割愛

幽玄漫玉日記 / 桜玉吉 (全6巻)

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連載開始:1998年 (完結済み 全6巻)
掲載誌:コミックビーム
舞台:日本

軽いうつ病と診断された作者と、仲の良い担当編集者とのバカな大人の行動を描いた作品。

レビュー/感想

桜玉吉さくらたまきちは知る人ぞ知る、おもろいマンガをかく作家なのですが、メジャーでもなく、かといってサブカル好きに神格化されるわけでもない、独自のポジションを築いている作家でもあります。

幽玄漫玉日記は、防衛漫玉日記という作品の続きではありますが、それぞれ独立しているのでこの作品だけ読んでもOK。

デフォルメ化されたおっさん達が、アホな思いつきを実行していくという、ある意味今で言う「Youtuber」的なことをマンガで描いています。

いわゆる「王道系」があまり好きでない方や、「同じような作品ばかりでつまらん」と思っている方におすすめ。


作者の他作品
しあわせのかたち (ファミコン通信 1986年-1994年、愛蔵版全6巻)
防衛漫玉日記 (コミックビーム 1995年-1997年、全2巻)
なぁゲームをやろうじゃないか!! (アフタヌーン 1998年、全2巻)
など、他多数。

釣れんボーイ / いましろたかし (全2巻)

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連載開始:1998年 (完結済み 上下巻)
掲載誌:コミックビーム
舞台:日本

釣りと仕事の両立に悩む作者をモチーフにした主人公「ヒマシロタケシ」。ダメな大人のダメな苦悩を描いた作品。

レビュー/感想

とある電子書籍サイトで1個だけレビューがあったのですが、ボロクソに書かれていて笑いました。w

「自分は何かしら才能があって、何かを成し遂げられる人間だ」と信じてやまない若者には、つまらない作品に思えるかもしれません。

逆に、それなりに頑張って働いてきた40代前後のサラリーマンなら、「そうそう、こんなもん」と共感しながら、面白おかしく読めるんじゃないでしょうか。 

幅広く好まれるかは分かりませんが、あえてこの記事に入れさせていただきました。   

(一部ではちゃんと評価されてます)


作者の他作品
ハード・コア 平成地獄ブラザーズ (グランドチャンピオン 1992年-1994年、全4巻)
未来人サイジョー (コミックビーム 2018年-2021年、全3巻)
など、他多数。

QP / 高橋ヒロシ (全8巻)

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連載開始:1998年 (完結済み 全8巻)
掲載誌:ヤングキング
舞台:日本

小学生の頃から好き放題暴れまわっていた主人公「石田小鳥いしだことり」。中学時代、ある人物とのタイマンをきっかけに暴力の空しさに気付く。

その後、友人が引き起こした事件で少年院へ入り、出所後はガソリンスタンドでバイトに励む毎日。ある日、バイト仲間が襲われているのを知った小鳥は…

レビュー/感想

ヤンキー漫画「クローズ」で一世を風靡した高橋ヒロシの青年向け作品

銃やナイフも出てきますが、底にあるのはやはりクローズやWORSTのような熱い友情。

一部ゲスト的にクローズのキャラクターがほんのちょっとだけ登場しますが、話は繋がっていないので独立した作品として楽しめます

・クローズやWORSTが好きだった人
・高橋ヒロシ作品に興味があるけど、クローズやWORSTは巻数も多いし、少年向けだろうしな・・と思っている人
・ヤンキー漫画が好きな大人

におすすめです。


作者の他作品
クローズ (週刊少年チャンピオン 1990年-1998年、全26巻。完全版21巻。新装版22巻)
WORST (月刊少年チャンピオン 2001年-2013年、全33巻。新装版全19巻)
ジャンク・ランク・ファミリー (ヤングチャンピオン 2016年~連載中)

狂四郎2030 / 徳弘正也 (全20巻)

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連載開始:1997年 (完結済み 全20巻)
掲載誌:スーパージャンプ
舞台:未来の日本

遺伝子で優劣が決められ、男女も隔離されることになった日本。主人公「廻狂四郎めぐりきょうしろう」はある日、科学者の脳が移植された天才犬バベンスキーに出会う。

バベンスキー、そしてバーチャルSEXで逢瀬おうせを重ねていた女性志乃しのを通じて、この世界が政府の都合の良いように作られていることを徐々に理解してゆく。

レビュー/感想

ジャングルの王者ターちゃん」で有名な徳弘正也の大人向け作品。  ※ワンピースの尾田栄一郎がアシスタントをしていた漫画家としても有名

『面白いマンガ』で挙げられることも多い。 バーチャルにしろ直接にしろ、とにかくSEXしまくり。 

それはさておき、ターちゃん以後の連載が立て続けに失敗、本作は漫画家生命をかけて作られたそうで、話も展開もめちゃくちゃ面白いです。 連載が終わって随分経ちますが、いまだに評価され続けているのも頷けます。

それにしても徳弘正也のギャグは風化しないのが本当にすごい。 たまに読み返しても、笑ってしまう。


作者の他作品
シェイプアップ乱 (『週刊少年ジャンプ』1983年-1986年、全14巻)
ジャングルの王者ターちゃん (『週刊少年ジャンプ』1988年-1995年、全7巻+全20巻)※新ジャングルの王者ターちゃん含む
昭和不老不死伝説 バンパイア (『スーパージャンプ』2005年-2008年、全5巻+全5巻)※近未来不老不死伝説 バンパイア含む
黄門さま~助さんの憂鬱~(『グランドジャンプ』2013年-2015年)
など、他多数

餓狼伝 / 板垣恵介 (連載休止中)

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連載開始:1996年 (連載休止中)
掲載誌:ヤングマガジンアッパーズ(廃刊)など
舞台:日本

流浪の格闘家「丹波文七(たんばぶんしち)」を中心に、様々な格闘家が『強さ』を競い合うバトル漫画。 原作は夢枕獏の小説だが、オリジナル要素あり

レビュー/感想

グラップラー刃牙シリーズで有名な板垣恵介の作品。

一応主人公はいるが、別の登場人物がメインとなって話が進むことがあり、若干影が薄い(笑)。 主人公に再びスポットが当たり始めた時点で連載休止になってしまったのが大変悔やまれる。

メインとなるキャラが入れ替わるため、『主人公を中心とした連戦』にならず、バトルマンガにありがちな過剰なインフレを起こさないのも良い点。

「グラップラー刃牙」や「バキ」あたりが好きだった人なら間違いなく楽しめると思います。 バキよりこっちを進めて欲しい、という声も多く聞かれる作品。


作者の他作品
グラップラー刃牙 シリーズ (週刊少年チャンピオン 1991年~連載中)
謝男 シャーマン (週刊漫画ゴラク 2010年-2011年、全3巻)
など。

兎-野性の闘牌 / 伊藤誠 (全17巻)

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連載開始:1996年 (完結済み 全17巻)
掲載誌:近代麻雀オリジナル
舞台:日本

高校生代打ち集団が天性の麻雀能力や打ち筋を用いて、裏社会の組織と戦う話。

レビュー/感想

これまでの麻雀マンガは『場末』感のある作品がほとんどでしたが、「兎」はキャラの造形や服装がとにかく洗練されていたのが特徴。

メインキャラ全員が異能の持ち主で、ある意味ジャンプマンガ的な麻雀バトルを行ったのも当時は新しかったかも?

今読むと少し時代感覚のズレを感じるかもですが、試し読みで絵柄等気に入ったなら、間違いなくおすすめできます。 オンリーワンな雰囲気を持ったマンガ


作者の他作品
舞弥 (ヤングサンデー 1994年連載開始、全3巻)
(1996年、全1巻)

賭博黙示録カイジ / 福本伸行 (全13巻)

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連載開始:1996年 (第一部完結済み 全13巻)
掲載誌:ヤングマガジン
舞台:日本

プータローの主人公カイジは金持ちへの腹いせにベンツのエンブレムを折るなど、ダメっぷりをいかんなく発揮していた。ある日出会った金融屋から裏世界のギャンブルへ参加しないかと持ち掛けられる

一発逆転を狙って足を踏み入れたカイジは、やがて『ギャンブル狂』としての才能を開花させていくのだった・・。

レビュー/感想

数々の名言を生み出した有名作品。

「限定ジャンケン」
「鉄骨渡り」
「Eカード」

など、オリジナリティがありながらも分かりやすい勝負事が、とことんまでに面白い。

ギャンブルマンガでありながら、万人が楽しめる名作です。


作者の他作品
熱いぜ辺ちゃん (近代麻雀オリジナル 1986年-1987年&1994年-1995年、全2巻)
天 天和通りの快男児(近代麻雀ゴールド 1989年-2002年、全18巻)
アカギ ~闇に降り立った天才~(近代麻雀 1992年-2018年、全36巻)
銀と金(アクションピザッツ 1992年-1996年、全11巻)
最強伝説 黒沢(ビッグコミックオリジナル 2003年-2006年、全11巻)
など多数。 登場キャラクターのスピンオフ作品も多く、「中間管理録トネガワ」や「1日外出録ハンチョウ」などヒット作も多い。

ブレイクダウン / さいとうたかを (全5巻)

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連載開始:1995年 (完結済み 全5巻)
掲載誌:リイドコミック
舞台:日本

小惑星が衝突し、全てが機能しなくなった都市で、登山や野外活動に詳しい青年が生き抜くさまを描く、サバイバル物語。

レビュー/感想

ゴルゴ13で有名な「さいとうたかを」先生のサバイバルものとしては、ズバリ名前もそのまま『サバイバル』が有名ですが、こちらの『ブレイクダウン』は、サバイバルよりもう少し日本が近代化しています。

パソコンで連絡を取り合うようなインフラがある状態で世界が荒廃したらどのようになるのか?を描いており、より身近な課題として感じられると思います。

一部、「あのキャラはどうなったの?」的な要素があるまま終わりますが、主人公の青年を軸にしたストーリーなので、それほど気になりません。

激推し!というわけではありませんが、少ない巻でまとまっており、誰でも身近なテーマとして楽しめる作品だと思うので、ラインナップに入れさせていただきました。


作者の他作品
ゴルゴ13 (ビッグコミック 1968年~連載中)
サバイバル (少年サンデー 1976年-1978年、文庫版全11巻)
鬼平犯科帳シリーズ (コミック乱 1967年-1989年、全58巻)※原作:池波正太郎
など、多数。 年代が古いため、サイトでは紹介していませんが『サバイバル』は超おすすめ。

編集王 / 土田世紀 (全16巻)

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連載開始:1994年 (完結済み 全16巻)
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
舞台:日本

元ボクサーの主人公カンパチは幼なじみに誘われて漫画の編集者に。嘘やおためごかしの世界を好まないカンパチは、自身が正しいと思ったことを、漫画家や編集者に情熱的にぶつけていく。

レビュー/感想

人気はないがコミックスがそこそこ売れるので掲載されている漫画家
自称「天才」で気分屋の漫画家
・自分の描きたいものとは違う作品を連載することに苦しむ漫画家

など、読者が「実際、どうなの?」とマンガやその作者に対して思っていることを題材として扱った、ある意味問題作。コアなテーマながら、どのエピソードもドロドロとしたまま終わらないので、気持ちよく読める作品。

作者自身もその画風が「泥臭い」「時代錯誤」だと認めていたけど、今読むと逆に古さを感じないから不思議。

マンガを悪しきものとして捉えていた夜回り先生こと水谷修が、自身のマンガを描くことを許した作家でもあります。

既に故人で、亡くなったのは2012年ですが、その死から7年経っても松本大洋糸井重里が作品を語るなど、業界内のファンも多い。 参考:漫画家 土田世紀のこと

俺はあしたのジョーに男にしてもらったんだ!! 真っ白な灰になるためなら・・・ 俺は一生童貞だってかまわねぇんだからな!! そういうおもしれえマンガ描いてくれって言ってんだ。 俺にそういう仕事をさせてくれよ!! ※『編集王』第一巻より

いま、こんな熱いセリフを書くマンガが、いったいいくつあるのだろうか。


作者の他作品
未成年 (アフタヌーン 1987年-1988年)
俺節 (ビッグコミックスピリッツ 1991年-1993年、全9巻)
競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 (ヤングマガジン 1993年-1999年、全17巻)
同じ月を見ている (ヤングサンデー 1998年-2000年、全7巻)
夜回り先生 (月刊IKKI 2004年 – 2009年、全9巻)
など、多数。

蒼天航路 / 王欣太 (全36巻)

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連載開始:1994年 (完結済み 全36巻)
掲載誌:モーニング
舞台: 西暦200年頃の中国大陸

[概要] 劉備玄徳りゅうびげんとくが主人公として書かれることの多い『三国志』の物語を、曹操そうそうを主人公にして描いた意欲作。

レビュー/感想

三国志作品と言えば、これまでは『三国志演義』を元にした「人徳者/劉備玄徳」を中心に描いた作品がほとんでした。ここで紹介している蒼天航路は、史実に近い「正史」をベースに、曹操を主人公にした意欲作。

作風も独特で、コマ割り・セリフ・説明で表現する一般的なマンガと少し違っており、なんとなく「歌舞伎」に近いような描写が多く、それがゆえにかえって『読みやすい歴史もの』になっているのが特徴。

Wikipediaを見ると↓のようなことが書かれてました。(そうそう、「映画」よりも「舞台」に近い感じなんですよね)

当時の編集長に「ブロードウェイのミュージカルのように三国志を描いてみないか?」と言われたことをきっかけに『蒼天航路』の連載が決まった。

Wikipedia:王欣太 より

「みんな当たり前のように三国志の話をしているけど、入っていけない・・」と思っている方なんかに、めちゃくちゃおすすめです。


作者の他作品
HEAVEN (アフタヌーン 1990年-1992年、全1巻)
地獄の家 (アフタヌーン 1992年-1994年、全2巻)
ReMember (モーニング 2010年-2012年、全7巻)
達人伝-9万里を風に乗り- (漫画アクション 2013年~連載中)
など。 ※達人伝はマンガ『キングダム』の少し前の時代から始まる話で、キングダムでは既に故人の白起などが出てきます。

無限の住人 / 沙村広明 (全30巻)

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連載開始:1994年 (完結済み 全30巻)
掲載誌:アフタヌーン
舞台:江戸時代(初期だと思われる)

町の剣術道場の娘「りん」は、ある日「逸刀流いっとうりゅう」と名乗る集団に親を目の前で殺されてしまう。 親の仇打ちを誓った凛は、「100人斬り」と称される罪人、主人公の万次まんじに復讐を依頼するのであった。

レビュー/感想

江戸時代の剣戟けんげきアクションではありますが、時代設定をある意味無視した武器が登場し『ネオ時代劇』作品とも呼ばれています。時代背景は時代劇ですが、「時代物」をあまり感じさせないので、その手のジャンルが苦手な人でも楽しめます

ガンッ! キンッ!といった擬音を漢字で表現するなど、斬新な手法も話題になりました。 

とにかく主人公以外にも魅力的なキャラクターがたくさん出てくるのが特徴で、ひたすらカッコいいです。

ちなみに「チェンソーマン」の藤本タツキは、学生時代から作者の沙村広明を敬愛していたそう。 参考:藤本タツキ×沙村広明 奇跡の対談


作者の他作品
ハルシオン・ランチ (good!アフタヌーン 2008年-2011年、全2巻)
ベアゲルター (月刊少年シリウス 2011年~連載中)
波よ聞いてくれ (アフタヌーン 2014年~連載中)

高校鉄拳伝タフ / 猿渡哲也 (全42巻)

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連載開始:1993年
(完結済み全42巻。 ※以降、『TOUGH』『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』とタイトルを変えて連載中。)
掲載誌:ヤングジャンプ
舞台:日本

古武術「灘神影流なだしんかげりゅう」の家系に生まれた高校生、宮沢熹一みやざわきいちが様々な格闘家と死闘を繰り広げる物語。

レビュー/感想

関節・極め技系の必殺技が多い、珍しい格闘マンガ。 

3シリーズ続いており、高校鉄拳伝タフはその1つ目の作品。 3シリーズともに安定した面白さを保っており、最新話までずっと楽しめる点が素晴らしい。

シリーズをまとめると

『高校鉄拳伝タフ』・・・主人公、 宮沢熹一みやざわきいちと父親がメイン
『 TOUGH』・・・宮沢家がメイン
『 TOUGH外伝 龍を継ぐ男』・・・新キャラが主人公になるも、やっぱり宮沢家がメイン

という感じです。

新しい話を先に読んでしまうとネタバレになって楽しめないので、最初から読むのがおすすめ! 


作者の他作品
SOUL (ヤングジャンプ 1985年-1986年、全4巻)
ドッグソルジャー (増刊ヤングジャンプ~月刊ベアーズクラブ 1986年-1991年、全12巻)
あばれブン屋 (ビジネスジャンプ 1996年-2001年、全13巻)
ロックアップ (グランドジャンプ 2013年-2014年、全4巻)
など、他多数。

墨攻 / 森秀樹 (全11巻)

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連載開始:1992年 (完結済み 全11巻)
掲載誌:ビッグコミック
舞台:戦国時代の中国(紀元前200年ごろ)

※準備中


作者の他作品
青空しょって (少年サンデー 1987年-1991年、全24巻)
新・子連れ狼 (週刊ポスト 2003年-2006年、全11巻) ※原作は小池一夫
新選組血風録 (週刊文春 2018年-2020年、全3巻) ※司馬遼太郎の小説を漫画作品化したもの
など、他多数。

銀と金 / 福本伸行(全11巻)

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連載開始:1992年 (完結済み全11巻)
掲載誌:アクションピザッツ
舞台:1990年代の日本

日払いバイトで生活をしていた主人公はある日、政界・財界の大物からも一目置かれる初老の男『銀』と出会う。『銀』に気に入られた主人公森田は、彼の住む世界に圧倒されながらも、自らもその世界へと足を踏み入れていく。

レビュー/感想

アカギと同時期に連載された作品。銀と金に出てくるセリフってあまり採り上げられないですが、実は名言の宝庫。とても刺さる言葉がたくさん出てきます。

少しモヤッとする終わり方ではありますが、ダラダラ続くような感じはなく、テンポがとても良いですし、福本作品が好きな人なら一度は読んでみてもらいたい名作です。

福本作品には珍しく、女の子がちょいちょい出てくるのも見どころです。(笑)


作者の他作品
※「カイジ」の項を参照。

龍-RON- / 村上もとか (全42巻)

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連載開始:1991年 (完結済み 全42巻)
掲載誌:ビッグコミックオリジナル
舞台: 昭和初期の日本(のち、中国大陸)

押小路おしこうじ男爵家に生まれた主人公、『押小路 龍おしこうじ りゅう』は、武道家になるため、武専ぶせんと呼ばれる武道専門の学校へ入学。剣道に打ち込む日々を送っていた龍は厳しくも充実した学生時代を過ごしていたが、やがて大きな運命の渦に巻き込まれていく…

レビュー/感想

本当に素晴らしい作品。

・男性も女性も思わず惚れこんでしまう魅力的な主人公
・女性の活躍
・大人の恋
・小説や漫画等でこれまであまり触れられなかった昭和初期の日本と中国大陸の描写
・人と人との信頼や絆

連載開始時、作者は約40歳ですが、おそらくこの年齢でスタートしなければ描ききれなかったのでは?と思います。若い時には書けないテーマですし、ある程度年齢がいくと長編は厳しいでしょうし。

2.26事件、石原莞爾いしわらかんじ甘粕正彦あまかすまさひこ魯迅ろじん溥儀ふぎ、国民党軍、満州。

太平洋戦争へと足を踏み入れていく日本、そして隣国の中国を、壮大なロマンと共に描いた、まさに大人向けマンガの最高峰

ラストも秀逸。

非の打ち所がない名作です。


作者の他作品
六三四の剣 (少年サンデー 1981年-1985年、全24巻)
JIN-仁- (スーパージャンプ 2000年-2010年、全13巻)
フイチン再見! (ビッグコミックオリジナル 2013年-2017年、全10巻)
侠医冬馬 (グランドジャンプ 2018年~連載中)※共同作画・かわのいちろう
など、他多数。

サンクチュアリ / 史村翔・池上遼一 (全12巻)

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連載開始:1990年 (完結済み全12巻)
掲載誌:ビッグコミックスペリオール
舞台: 1990年代の日本

政界・財界ともに老人が支配する、老朽化必至の日本を再生すべく、それぞれ政治と極道の道に入った二人の男の物語。

レビュー/感想

原作者の史村翔(ふむみらしょう)は、北斗の拳の原作を担当した武論尊(ぶろんそん)の変名

レビューを書くにあたって久しぶりに読み返したのですが、30年以上も前に描かれたとは思えない作品でした。

池上遼一の描く人物は今見ても「男前」&「美人」。 きっと美形に対する共通の型を分かっているからなんでしょうね。 ヒロイン(?)の副署長は今の目線で見てもめちゃくちゃ美人・・。

それはさておき、『老人が国を動かしていては、日本がダメになる』というのが作品の主たるテーマになっているのですが、作品が描かれてから30年経ってその通りになっているという。いま改めて読み返したい名作。


作者の他作品
男組(少年サンデー 1974-1979年、全25巻)
傷追い人 (ビッグコミックスピリッツ 1982-1986年、全11巻)※原作:小池一夫
クライングフリーマン (ビッグコミックスピリッツ 1986-198)※原作:小池一夫
HEAT -灼熱- (ビッグコミックスペリオール 1998-2004年)※原作:武論尊
覇-LORD- (ビッグコミックスペリオール 2004年-2011年連載、全22巻)※原作:武論尊
トリリオンゲーム (ビッグコミックスペリオール 2020年~連載中)※原作:稲垣理一郎
など、他多数。



別の年代を見たい方はこちら↓

作品の連載開始時期
全年代 (レビューなしの簡易版 )
2010年~2020年代
2000年代
1980年代
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