2004年から毎年1回発行されている「このマンガがすごい!」の創刊は1996年です。
発売当時買ったやつ

発行日と目次
発行日:1996/5/16
目次は以下。
PART1:スポーツの快楽
PART2:男の世界
PART3:SFワールド
PART4:恐怖の館
PART5:ミステリー&アクション
PART6:恋愛図鑑
PART7:学校という劇場
PART8:人生の四季
PART9:ギャグ!ギャグ!ギャグ!
PART10:お仕事です!
PART11:拡大するマンガ世界
上記パートごとに、ジャンルが細分化されている。
たとえばPART1「スポーツの快楽」だと
・めざせ!甲子園
・プロ野球の魂
・ボクシング伝説
・土俵の鬼
・柔道一直線!
・青春のイレブン
・ゴルフ激闘列伝
・根性する女性たち
・世界でいちばん強い奴
・スポーツバラエティ
といった具合。
説明や感想など
長くシリーズが続いている「このマンガがすごい」の元となったムック。
現在は「1年を通して評価されたマンガ」が採りあげられていますが、創刊号は今までに出たマンガの中から、『この作品はすごい』と思えるものを網羅的に紹介しています。
概ね1960年代以降の作品がメイン。 ※いわゆる『コミック』化されていないような、週刊漫画誌以前の作品はほとんど紹介されていない。(赤本や貸本、漫画少年や少年画報のような月刊少年漫画誌などに掲載されていた作品はほとんど紹介されていない)
繰り返しになりますが、このムックが出たのは1996年。
ジャンプの653万部突破が1994年12月20日発売で、スラムダンクの終了が1996年6月17日。
マンガ雑誌の売り上げがどんどん下がっていき、単行本を集める人が増えはじめたころですね。
手塚治虫、石ノ森章太郎等々、昭和の巨匠たちの作品から、つげ義春、内田春菊、高野文子、永野護、CLAMP、このころまだ連載3年目の「地獄先生ぬ〜べ〜」、まで、幅広く紹介しています。
この当時だからこそ、色んなジャンルの「すごいマンガ」をある程度網羅的に紹介できていますが、そこからさらに30年ほど経過した今だと、同じようなものはもう作れないでしょう。
(ナルト、ブリーチ、ワンピースだけで250冊以上あるし、ジャンプの有名作品読むだけで数年かかりそう)
かなりの手間をかけて作られていますが、この頃はまだ紙の本が売れていたので、これだけの内容のものを作れたのだと思います。

このムックが出たのちの10年で、携帯電話やインターネットが爆発的に普及していきます。
「古き良き時代の終焉寸前の空気」を感じるのにふさわしいムックと言えるんじゃないでしょうか。
メイン執筆者は以下の方々。
●加納則章
●河内美加
●木原浩勝
●県多乃梨子
●斎藤宜彦
●清水京武
●田北鑑生
●寺田薫
●仁村ヒトシ
●三浦恭子
●南信長(新保 信長)
●むらやまじゅん
●米原佳代子
●米原巨朗
※敬称略
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