サンデーとマガジン/大野茂

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目次

発行日と目次

発行日:2009年4月20日

目次は以下。

はじめに
マンガ史年表
第1章:夜明け前
第2章:先陣争い
第3章:危機(ピンチ)を好機(チャンス)
第4章:サンデー快進撃
第5章:TVマンガの時代
第6章:なぐりこみ劇画野郎
第7章:万博とよど号
第8章:しのびよる黒い影
おわりに
主要参考文献

説明や感想など

1950年代末から1970年代初頭にかけての『週刊少年サンデー』と『週刊少年マガジン』の創刊からの激しい競争と、それを支えた編集者たちの人間ドラマを描いた著作。

マガジンの初代編集長「牧野武朗」、サンデーの初代編集長「豊田亀市」からそれぞれの三、四代目編集長あたりまでのエピソードが、取材も交えた情報も踏まえて詳細に描かれています。

マガジンについては三代目編集長の内田勝、四代目編集長の宮原照夫がそれぞれ著作を書いているため、情報が豊富ですが、サンデーは(というか小学館系は)私の知る限りあまり著作がないので、この本はかなり貴重な存在だと思います。

とにかく取材力が素晴らしく、かつ文章もとても読みやすい。おすすめです。

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この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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