OHの肖像 大伴昌司とその時代/竹内 博編

目次

発行日と目次

発行日:1988年10月2日

以下、目次

口絵 AMAZING WORLD OF SHOJI OHTOMO

プロローグ:大伴昌司がいた
第1章:ミステリーに始まる
第2章:ブラウン管の背後で
第3章:SF作家クラブ事務局長
第4章:特撮ジャーナリスト
第5章:情報グラフィズムの開拓
第6章:「OH」の残像
第7章:ウルトラの星に旅立つ

編集後記
大伴昌司書誌(作品目録;編著書、翻訳書;編集構成誌目録)

説明や感想など

週刊少年マガジンの図解シリーズを手掛けた大伴昌司という人物は、どのような人物であったのか、を多数の関係者へのインタビューによって浮かび上がらせようとした著作。

巻末に

ディレクター 竹内 博
取材 竹熊健太郎 香川眞吾

と、何気に(?)竹熊健太郎氏の名前がある。

「自分はそれほど長く生きられず、名前も残らないだろう」と自ら予言していたそうですが、確かに私も漫画関連の本をいろいろ読むまでは、大伴昌司なる人物がいたことを全く知りませんでした。

その存在を知ったのは内田勝の『「奇」の発想』を読んだのがきっかけでしたが、この本を読んで、『「奇」の発想』で読んだ像とはまた異なるイメージを持つことができました。

やはり色んな視点で語られたものを読むのは大事ですね。

彼のような人物がいまの時代(2025年)にいたら、youtubeやtiktokには早々に見切りをつけて、AIのその先のことを追いかけているのだろうなぁと思います。

OpenAIかどこかの企業は、「ネット×ブラウザ」の次のものを作ってるらしいですね。そういうのを追いかけていそう。

しかしこういう本を読むと関連した本をいろいろと読みたくなってしまいますが、収拾がつかなくなるので我慢・・・。

特撮関連は全く知識がないので知らなかったのですが、マンガ『劇光仮面』の主人公の名前は、実相寺 昭雄という方から来ていたんですね。

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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