ヤンキー文化論序説/五十嵐 太郎(編著)

目次

発行日と目次

発行日:2009年3月20日

以下、目次

まえがき
1:ヤンキー文化とは何か
2:ヤンキー系表現の世界
3:地域社会のなかのヤンキー
4:ヤンキー文化論の射程

【特別掲載】ナンシー関 ヤンキーコラム傑作選
ヤンキー文献ガイド50

※各項の小タイトルについては割愛。書き手は以下。
宮台 真司、永江 朗、酒井 順子、都築 響一
成実 弘至、近田 春夫、磯部 涼、森田 真功
暮沢 剛巳、五十嵐 太郎、阿部 真大、大山 昌彦
飯田 豊、速水 健朗、後藤 和智、斎藤 環など

説明や感想など

80年代以降、「ヤンキー漫画」は漫画のジャンルの中で重要な位置を占めてきたと思いますが、その割にはあまり深く言及されていないように思います。

というわけでそれらしきものがないか探してみたけど見つからず、この本を買って読んでみました。

で、なぜ「研究が少ないのか」というと、理由の一つとして、「将来研究職に就くような人間は、早い段階で周りにヤンキーがいない環境に置かれるから」であるらしい。納得。

そのような状況のなかで、多角的に『ヤンキー』や『ヤンキー的なもの』とは何かを論じたものがこの著作。

完全に定義できているわけではないですが、これを読むとヤンキーという存在がどのようなところから発生して、年をとるとなぜに周りから消えていくのか、がおぼろげながら分かるようになります。

長く低迷していた「少年マガジン」の、久しぶりの爆ヒットが『東京卍リベンジャーズ』であったことを考えると、もう少しヤンキー漫画を研究する人が出てきても良さそうなものですが、なかなか現れないですね。

と、ここまでをホリーズカフェで書いていたのですが、いま目の前に『ヤンキー』が5人座っています。(茶髪・ピアス・タトゥー・ネックレス、迷彩柄のパンツ、マンバンなど、見た目で判定できるのもヤンキーの特徴でもありますね)

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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