ペンと箸/田中圭一

著:田中圭一, 著:GMOクリエーターズネットワーク, 編集:株式会社ぐるなび
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目次

発行日と目次

発行日:2017年1月17日

以下、目次

第一話:ちばてつやと「こづゆ」
第二話:手塚治虫と「チョコレート入りハヤシライス」
第三話:赤塚不二夫と「山珍居」
第四話:山本直樹と「トウモロコシの天ぷら」
第五話:西原理恵子と「鶏の唐揚げ」
第六話:ジョージ秋山と「カレイの唐揚げ」
第七話:江口寿史と「神保町のポークカレー」
第八話:吉沢やすみと「練馬の焼肉屋」
第九話:池上遼一と「福井の越前がに」
第十話:いがらしゆみこと「練馬のジョナサン」
第十一話:魔夜峰央と「ブリの握り」
第十二話:ゆでたまご(中井義則)と「西麻布の黒胡麻担々鍋」
第十三話:中島徳博と「ゆずごまラーメン」
第十四話:上村一夫と「ゴールデン街」
第十五話:かわぐちかいじと「深大寺の蕎麦」
第十六話:矢口高雄と「自由が丘の焼肉屋」
第十七話:諸星大二郎と「吉祥寺のタイ料理」
第十八話:石坂啓と「吉祥寺の居酒屋」
第十九話:平松伸二と「水道橋の焼肉屋」
第二十話:相原コージと「吉祥寺のコーヒー」
第二十一話:うえやまとちと「ハイボール」
第二十二話:畑中純と「調布の蕎麦」
第二十三話:永野のりこと「下北沢の薬膳中華」

―あとがきにかえて
※単行本オリジナルとして、各話の間に『ペンやすめ、箸やすめ』という一ページコラムがある。

説明や感想など

グルメサイト「ぐるなび」の『みんなのごはん』というコンテンツで連載されていたものを単行本化したもの。

漫画家本人ではなく、その子息、子女へ、漫画家である親にまつわる「思い出の料理」をテーマに据え、人となりを語ってもらったものを漫画で描いています。

1話のなかでリアルに「笑って」「泣ける」話が絶妙に構成されていて、それでいて採りあげられている漫画家のことを知らなくても興味が持てるような、神がかった内容の作品だと個人的には思っています。

作品を読んだことがない『上村一夫』のエピソードでリアルに泣いてしまった

余談ですが、「関西デジタルコンテンツ事業協同組合」という組合のイベントで、オンラインで田中圭一先生に質問する機会があったので、この本の売れ行きを聞いてみたところ、

とても力を入れて描いた作品だけど、思ったより売れなかった。今は「キャラ物」じゃないとなかなか難しいのだと思う。

とのことでした。

いやもうほんと、アニメでバズる漫画ばかりじゃなくて、こういった作品も、もっと売れる漫画界であって欲しいです・・。

さらに余談ですが、連載当時の『みんなのごはん』を担当していた方は私の知り合いで、その方は某雑誌(漫画ではない)の元編集長をやってた方です。

著:田中圭一, 著:GMOクリエーターズネットワーク, 編集:株式会社ぐるなび
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この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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