


発行日と目次
発行日:2014年12月20日
以下、目次
インタビュー
晴れた日に、ペンをとり 岩明均 聞き手(斎藤宣彦)
イラスト・エッセイ
・福本伸行 / ある意味、最強の…
・須賀原洋行 / 心に届く人
・吉田戦車 / コースター
・ヤマザキマリ / 『ヘウレーカ』とシチリア透視図
・池辺葵 / ヒストリエに魅せられて
・恩田陸 / 「面白い」でいいのか?
・海猫沢めろん / 「ああそうか」
・山本さほ / ミギーちゃん遊園地へ行く
・施川ユウキ / 『寄生獣』によせて
描線の対話者
・中田健太郎・野田謙介 / 輪郭線に寄りそい、輪郭線に笑いあう 表現論以降の作家論にむけて
・岩下朋世 / 岩明均の輪郭、線 パラサイトからマンガ的人間へ
・石岡良治 / 切断と投擲 『寄生獣』のシンボリズム
岩明均の世界
・三輪健太朗 / 芸術家と職人 岩明均の初期短篇について
・さやわか / 彼女は真顔で変わって
・都留泰作 / 「科学意識」のエンタテイナー 『七夕の国』について
・師茂樹 / 理由と剣客 「剣の舞」を読む
・大谷哲 / 「歴史」の眼で「みつける」こと 『ヘウレーカ』と『ヒストリエ』
暴力と崇高
・原健一 / 「皮剥ぎ」が露わにするもの 岩明均の描く「人間」の境界
・杉田俊介 / 岩明均論のためのノート 地球外的な暴力性について
映画『寄生獣』インタビュー
いまこそ語られるべき物語 映画『寄生獣』製作秘話 山崎貴 聞き手・構成=泊貴洋
<想像力の世界>の面白さ 染谷将太 聞き手・構成=泊貴洋
静かなる闘争
・斎藤環・杉田俊介 / 境界線に生きる者たち
・斎藤環 / 無気味さの「環状島」へ
・小泉義之 / No Sex,No Future 異性愛のバイオ化・クィア化を夢みることについて
・八代嘉美 / 「共存」の生命観 『寄生獣』の「功利」主義について
・海老原豊 / 『寄生獣』が融合させたのは何か SF<として>読む岩明均
メディアミックスの向こう側に
・泉信行 / その画はどこから生まれるのか メディアの本質のための岩明均論
・高瀬司 / 混ざること、問われること
資料
三輪健太朗 / 岩明均作品解題
説明や感想など
さまざまな分野の書き手が、さまざまな角度で岩明均作品を語る、岩明均作品の評論集のようなもの。
(寄生獣の映画化のタイミングで編まれた模様)

かなり読み応えのある内容ですが、それがゆえに読書習慣のないライトなファン層にとっては少々ハードルが高いものになっているかと思います。
まぁでも岩明均の特集で『各作品キャラクター紹介!』みたいなコーナーがあったら、それはそれでズッコケるよねって意味でも、こういう内容になるのも納得です。
ちなみに『ヒストリエ』は、専門家も舌を巻くような内容であるらしい。 さすがというのもおこがましい、何かこう、別次元にいる存在という感じがします。
それでいて読みやすくて面白いのだから、すごい以外の言葉が見つからない。



コメント