


発行日と目次
発行日:2014年3月20日
※単行本の刊行は2002年4月
以下、目次
第1部 FとAの時宇宙
第1章:テキストとしての「まんが道」
第2章:投稿・新人時代のFとA
第3章:トキワ荘時代のFとA
第4章:新たなるスタート
第5章:日常とヒーロー譚
第6章:少年マンガの完成
第7章:ギャグの時代の中で
第8章:少年誌の中のA
第9章:少年誌の中のF
第10章:Aのブラック作品群
第11章:F、SFプロパーへの道
第12章:劇画時代の中のA
第13章:F、時代の中での後退
第14章:A、大河ドラマへの道
第15章:「ドラえもん」の時代
第16章:コンビ解散後のFとA
第2部 FとAの内宇宙
第1章:F+A=
第2章:F VS A
第3章:FとAの方程式
あとがき
注
藤子不二雄総合作品リスト
特別寄稿 藤子不二雄A
解説 みなもと太郎
説明や感想など
評論家、また、コミックマーケットを長く支えた米沢 嘉博氏による藤子不二雄論。
藤子不二雄FとAが実際どのような役割をそれぞれ担い、そして最後は分かたれていったのかを鋭い批評眼と流れるような筆致で描いています。

私(1970年代後半生まれ)が物心ついたときにはすでに藤子不二雄は「レジェンド」として扱われていた記憶がありますが、そのちょっと前までは『忘れられかけていた』作家であったとは、少々驚きました。
良くも悪くも『ドラえもん』が強すぎて、「藤子不二雄」という存在への見方が過剰になっている感がありますが、そういった「世間が過剰に採りあげる存在感」を冷静に捉えなおすには、このような優れた評論を読む必要があるのでしょう。
私はこの本を読むまで『まんが道』を読んだことがありませんでしたが、読了してからさっそく購入しました。そして勢い、氷見市の 藤子不二雄Aまんがワールド にも足を運んでしまいました。
高岡市の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(高岡市美術館内)の存在を知らないまま旅行してしまったので、そちらにはまだ行ったことがありません。



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