COMの青春 知られざる手塚治虫/秋山満

目次

発行日

発行日:1990年2月22日

目次は以下

第1章:手塚治虫の不可解な素顔
第2章:投稿作品が殺到した『COM』
第3章:四次元の世界―手塚プロ
第4章:新宿風月堂、フーテン、PIT INN
第5章:石森章太郎の「ジュン」休筆
第6章:『ガロ』系漫画家登場
第7章:虫プロ商事のクーデター
第8章:愛すべき漫画家たち
第9章:『ファニー』休刊と組合最後の闘争

説明や感想など

COMの編集に携わった著者の回顧録。※副編集長(一時的に編集長の代理も行った)

COMが発行されてからの入社のため、創刊時のエピソードはあまりありません。

最終的には労働組合がもとで退社している点は、ヤングコミックの内幕が描かれた『劇画狂時代』の著者と似ています。

この本の発行は手塚治虫が亡くなった翌年の1990年。

死後、過剰に神格化された手塚治虫という人物に対して、「このような面もあったよ」ということを伝えたかったのでしょう。手塚治虫に対してやや批判的な立場をとっています。

冒頭でそのような断りも書いていますが、いま読むと「えっ、そんな面もあったの?」という驚きや違和感はあまりありませんでした。

おそらく、後年、さまざまなエピソードが発掘され周知の事実になっているからかと思います。

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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