マンガは越境する!/世界思想社

世界思想社
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目次

発行日

発行日:2010年2月28日

目次は以下

第1部 「国境」を越えるメディアとしてのマンガ
第1章 <越境する>日本マンガ / 伊藤遊
1:はじめに
2:アジア圏における日本マンガの広がり
3 :「世界」=欧米で“再発見”された日本マンガ
4:日本の「マンガ政策」
5:「日常生活文化」としてのマンガ
6:マンガの「越境」に伴う衝突やズレ
7:「読者」から「作者」へ―絵柄を学ぶ読者たち

第2章 グローバル化するマンガ―その種類と感性文化 / ジャクリーヌ・ベルント
1:はじめに―「マンガ自体へのこだわり」からみたグローバル化
2:グローバル化する第二、第三のマンガ―「劇画」と「作家主義」
3:グローバル化する第一のマンガ―「読者」から「参加」へ
4:マンガを普及させる現代文化

第3章 増殖するマンガ―MANGAは世界にひろがっている / 小野耕世
1:Manga Impact
2:DRAMACONの場合
3:The Mammoth Book of Best New Mangaの場合
4:マンガ・スタイルの区分け
5:海外のマンガ・スタイルは日本では…
6:新しい試み

第4章 マンガとヴィジュアルカルチャー―描画発達における伝統と革新性 / 徳雅美
1:はじめに
2:美術教育とマンガの関係1―描画発達に現れる普遍性と文化的特異性
3:美術教育とマンガの関係2―ヴィジュアルポップカルチャーにおける伝統と革新性
4:北米におけるマンガの受容と影響―北米巡回少女マンガ展示会報告
5:おわりに

第5章 国境を越える少女マンガ―日本の少女マンガと韓国の純情マンガ / 金慈恵
1:はじめに
2:韓国における日本少女マンガの影響
3:日本における韓国少女マンガ
4:おわりに

第6章 <越境する>少女マンガとジェンダー / 大城房美
1:はじめに
2:越境する「少女マンガスタイル」
3:「西洋」のお姫さまへのあこがれ―「少女マンガスタイル」
4:金髪の少女たち
5:「日本の少女」という枠組みからの逸脱
6:異国から描かれるもの―『風と木の誌』
7:「日本」と「男性」の不在―逆オリエンタリスト的挑戦
8:おわりに

第2部 「越境」とローカリティ―記憶・地方
1:はじめに―個人史としての一九七〇年代まんが
2:『サンデー』『マガジン』の青年化
3:「青年まんが」の登場
4:少女まんがの「発見」
5:発言する「読者」
6:他ジャンルへ/からの「越境」
7:おわりに―一九七〇年代の「越境」とは

第8章 地方マンガのポジション―「クッキングパパ」を中心に / 吉村和真
1:はじめに
2:地方マンガの登場と広がり
3:地方マンガの作品論―「クッキングパパ」の逆説
4:地方マンガ研究の展開―役割語研究との関わりから
5:おわりに―<地方>を「越境」するマンガたち

第9章 望郷するマンガ―「博多っ子純情」におけるふるさと / 一木順
1:ふるさとの物語をめぐって
2:「博多っ子純情」の風景
3:過去へさかのぼる物語
4:望郷するマンガ

第10章 沖縄とマンガ―地方から発信するということ / 島袋直子
1:はじめに
2:沖縄マンガの流れ
3:『コミックおきなわ』の登場
4:コミックおきなわ同窓会スペシャル
5:『コミックチャンプル!』創刊
6:沖縄マンガが越境したもの
7:地方からマンガを発信するということ
8:沖縄マンガのスタイル

第11章 マンガにおける場所と記憶―「SEX」にみる戦後的無意識と皮膚の欲望 / 本浜秀彦
1:はじめに
2:「風景」としての米軍基地
3:戦後日本における「アメリカ」とマンガ的意識/無意識
4:「軍用道路」が繋ぐ水脈
5:炙り出された“スタイリッシュ”な「暴力」の正体
6:ゲーム化する「暴力」の正体
7:消された生活の“匂い”、あるいは欲望する「郊外」
8:おわりに―「フェンス」は乗り越えることができるか

あとがき
参考文献
執筆者紹介

説明や感想など

「越境」をキーワードに、さまざまなテーマに基づいたマンガの状況が語られたもの。

どのテーマも、なるほどと思わさられる観点で語られており、とても参考になりました。

『漫画スゴイ!』という視点でホルホルするための著作ではなく、逆にそのことに対して冷静されるような、研究者、評論家向けの内容かと思います。

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この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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