チェイサー/コージィ城倉

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目次

発行日と目次

発行日:2013年10月5日 (第1巻)

目次は以下。

第1話:「勝手にライバル」の巻
第2話:「戦記物」の巻
第3話:「嘱託社員?」の巻
第4話:「専属作家?」の巻
第5話:「経歴詐称」の巻
第6話:「潜入」の巻

※第1巻のみ記載

説明や感想など

「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」という書籍で、ジャンプ創刊時の裏話を少し描いたようなことを言っていたので購入してみました。

手塚と同時代の、手塚を勝手にライバル視している漫画家の物語。

正直、「手塚スゴい話はもうお腹いっぱいです・・・」と思ってしまったりするけど、手塚が主人公では無いので最後まで読めました。

裏話・・・は少年チャンピオンが創刊されたときに、「チャンピオン」が出る週にジャンプの増刊号を出していたことだと思われます。 ※4巻24話のエピソード

解説で手塚の神話にひびを入れたのがジャンプのシステムであるという観点が褒められていましたが、ジャンプ黄金期世代としては、なんかまぁ、そうなのかも、と思えてしまう。

80年代以降のジャンプによく見られる、良くも悪くもとにかくキャラの勢いで突き進むような漫画は、手塚には描けなかったでしょうし。

『イガグリくん』という作品で「原爆投げ」なる”必殺技”を初めて漫画の世界に登場させたのは、手塚のライバルと称される福井英一ですが、その数十年後、”必殺技”が出てくる人気作を数多生み出した『少年ジャンプ』が、手塚の最後のライバルとして立ちはだかったのかもしれない。(とか書くと誰かから怒られそうですが)

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この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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