近藤日出造の世界/峯島正行

目次

発行日

発行日:1984年3月23日

目次は以下

序章:孤影の人
第一章:小都市の商売人
第二章:一平塾入門
第三章:知的開眼
第四章:生活人の立場
第五章:新漫画派集団
第六章:読売新聞入社
第七章:新漫画派集団の制覇
第八章:ルーズベルトの似顔
第九章:状況感覚
第十章:漫画家の育成
第十一章:軽評論家
第十二章:歩く座談会
第十三章:晩年の挫折

文献、資料及び取材協力者
あとがき

説明や感想など

1940年~1950年代に活躍した漫画家であり、日本漫画家協会の初代会長でもある「近藤日出造」の来歴が綴られた著作。

『戦前~戦後のマンガ家界隈がぜんぜん分からねぇ・・・』と思っていたので、買って読んでたところ、ようやっと自分の中で一本、線が入ったような感覚になりました。

「近藤日出造という人物の功績」がメインテーマになっており、「漫画の歴史」を俯瞰的に見ようとしたものではないので、

『のらくろ』の田河水泡
手塚治虫

がほとんど一瞬しか出てこないのには少々困りましたが、『戦後ストーリーマンガの登場』前の漫画界のことがある程度頭に入ったので、助かりました。

上製本。カエルが可愛い

著者のハンコが捺されている。2268冊目ということでしょうか。

なお、著者は実業之日本社の編集者で、漫画サンデー創刊時の同誌編集長。したがって漫画サンデーの創刊やその後の発展の話も書かれています。

子供のころに観ていた「お笑いマンガ道場」の富永一朗って、そういう立ち位置の人だったんだ!
「連想ゲーム」に出ていた加藤芳郎って、漫画家だったんだ!

とか、新鮮な驚きもありました。(1960年代以前に生まれた人ならある程度知っていることなのでしょうけど)

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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