鳥嶋和彦/ボツ

目次

発行日

発行日:2025年5月22日

目次は以下

『少年ジャンプ』を読んでいたすべての元少年たちへ /天野 龍
漫画編集者を名乗るまで/鳥嶋和彦
第1章:『ドラゴンボール』は、どのようにして誕生したのですか?
第2章:『Dr.スランプ』のアニメ化は、なぜ失敗なのですか?
第3章:『ONE PIECE』の連載に、なぜ反対したのですか?
「ボツ!」はまぎれもなく愛情表現だった /天野 龍
メガヒットのコツ(袋とじ)

説明や感想など

Dr.スランプ、ドラゴンボールの鳥山明
ウイングマン、電影少女、I’sなどの桂正和
ダイの大冒険、冒険王ビィトなどの稲田浩司

を生み出した編集者、鳥嶋和彦が当時の制作秘話やこれからのマンガ、出版の未来をインタビュー形式で語ったもの。

遠慮会釈のない語り口で当時の裏話や現在のマンガ業界に対する考えが述べられています。

インタビュアーもかなり切り込んだ質問を投げかけており、とくにワンピースに対する評価や捉え方などに対して、「その考えは果たして正しいのか」といった疑問を何度も繰り返します。

氏の考え方に共感できるところは多いものの、ところどころ「さっきと言ってることが違ってない?」と感じてしまう部分も少しありました。

一つ例を挙げるとしたら、おそらく氏の好みではなかったであろう『魁!!男塾』とか『ろくでなしBLUES』とか、そういった作品たちも散りばめられていたからこそ、あの頃のジャンプは魅力的だったと思っています。

※私はリアルタイムで80~90年代のジャンプを買っていた世代です。

大変参考になる話が多かったですが、とりわけ、

ワンピースを終わらせられる作品を生み出せてない

という観点は、なるほどと思わせられました。

これはジャンプに限らず、2000年代以降のマンガ雑誌で今も続いている課題だと思います。

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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