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目次
発行日
発行日:1990年10月1日(第一巻)
説明や感想など
ギャグ漫画家「相原コージ」と、ライターや漫画原作者、研究者として活躍する「竹熊健太郎」によるギャグマンガ。
デビューを目指す新人マンガ家が、既存の漫画のパターンを踏襲して作品を創作していくという内容。
青春ものやサラリーマンもの、麻雀マンガや新聞四コマなど、あらゆるマンガの『読者にウケるパターン』が網羅されており、令和のいま読んでも「まさにこの通りだよなぁ」と思わされる優れた内容になっています。
80年代の終わりから90年代にかけての、一種異様な熱量というか過剰というか、とにかくエネルギーがすごい。
作画の相原コージ先生は後に鬱になりますが、このようなマンガを描いていたら、そうなってしまうのも頷ける気がします。
やや古さを感じる部分もあったり、情報量が凄まじいのもあり、現代人が読むのは大変かもしれませんが、それでも読んで損はない名作と言えるでしょう。
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