

目次
発行日と目次
発行日:2007年5月24日
第1部:昔、「貸本漫画」という時代があった
第2部:水木しげる貸本漫画のすべて
第3部:水木しげる貸本漫画リスト
説明や感想など
題名どおり、水木しげるが貸本時代に描いた作品をすべて(!)紹介している本。
いやもう執念のたまものというか、すごすぎる・・。
名前を並べているだけではなく、それぞれの作品が1ページづつ掲載されており、解説もついてます。

水木しげる本人による自伝系の著作では、貸本時代にどのようなジャンルの作品を描いていたか、というのはあまり書かれていません。(余計なエピソードを省くためだと思われます)
貸本時代を語るとき、基本は鬼太郎や悪魔くんの話しかしませんが、この本を読むと
・戦記物
・時代劇もの
・少女マンガ作品
もいろいろと描いていたのだなということがよく分かります。
つまり、当時需要があったジャンルをいろいろ描いていたのでしょうけど、なかなか人気作家になれず、大変な苦労をされていたのであろうことが想像できます。
しかしなんとも膨大な作品群で、パラパラめくっていると、寝る暇もなかったのでは、と思わされます。
これら膨大な作品を描きながらなお、質屋にお世話にならざるを得ない暮らしをし、それでもマンガを描き続け、やがては世に認められる作品を生み出した水木しげるという人間に、畏敬の念を抱かずにいられません。
2025年時点ではまだ高値がついていませんが、いずれ急に値段が跳ね上がる可能性が高いので、気になる人は今のうちに手に入れておきましょう。
この手の本は一度買われると市場に出回らなくなると思うので。
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