手塚治虫と路地裏のマンガたち/中野晴行

目次

発行日

発行日:1993年2月9日

目次は以下

まえがき
第一章:手塚マンガの誕生
第二章:赤本マンガ狂騒曲
第三章:貸本劇画パラダイス
第四章:少女たちの見た夢
大団円
あとがき

説明や感想など

原作:酒井七馬、作画:手塚治虫が手がけた「新寶島」はいかにして生まれたのか。

手塚治虫が巣立ち、のちに発生した関西劇画シーン。その前史ともいえる、関西の赤本や紙芝居界隈の歴史を追った著作。

後継的な作品として、『謎のマンガ家 酒井七馬伝』という本がありますが、私は先にそちらを読んでしまいました。

上述した本を読んだときも関心しましたが、この本も読んで、すっかり作者のファンになってしまいました。


日本マンガ史のミッシングリンクとも言える、手塚治虫登場前後の関西マンガ界。これまで光の当たらなかったこの領域を、並々ならぬ熱量と緻密な取材によって描き切った、執念の結晶というべき一冊(というか二冊)だと言えるでしょう。

重要ではあるけれど、おそらくあまり売れないと思うのですよね。ごく一部の好事家か、研究者以外にはほとんど読まれないでしょうし・・。 ※現在は絶版のようです。

この記事を書いた人

1970年代生まれ。少年ジャンプは黄金期、就職は氷河期の世代。

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